こんにちは!amiです。
「夫が不倫していたからもう離婚する!」
「子供と二人の方が幸せだわ!」
夫の不倫を知ってしまったら『離婚』の2文字が頭をよぎる人も多いのではないでしょうか。
しかし、怒りに流されて「離婚だ!」となる前に考えてほしいことがあります。
「不倫が原因で両親が離婚したと知ったら子供はどう思うのか?」
不倫された悔しさや怒りで、自分の気持ちを優先していませんか?
親の不倫は子供の人生を変えてしまう場合があります。子供にとって不倫や、離婚はとても大きな問題なのです。
今回は「不倫が子供に与える影響と対処法」をお話ししていきます。
不倫をした夫のことよりも、傷つけられて落ち込んでいる自分のことよりも、まずは子供のことを考えてあげませんか?
100個の悲しみを60個や40個に減らすには、あなたの愛情が必要なのです。
目次
子供に大きな傷をつくる。不倫が子供に与える影響とは?
不倫をした、しないにせよ『離婚をする』ということは子供に大きな傷をつくることになります。
大好きだったパパがいなくなったりママがいなくなるというのは、幼い子供が受け止めるには大きな問題です。
離婚という衝撃的な事実に『不倫』が加わってしまえば、さらに影響は大きくなります。
そんな『不倫』や『離婚』が子供にどのような影響を与えるのか考えてみましょう。
非行に走りやすくなってしまう
親が不倫をして、離婚をする…しないにせよ家の中の雰囲気は悪くなります。
家の中の雰囲気の悪さから子供に当たってしまう親も少なくありません。
そんな状況では、「家に帰りたくない」と思うのも自然の流れですよね。
子供は「自分を分かってくれる人がいない」「安心する場所がない」「居場所がない」と感じるようになり、ストレスを溜めてしまうようになります。
そして、親への反発から学校に行かなくなったり暴力的になったりと非行に走りやすくなってしまいます。
今ある状況を受けとめることができず現実逃避をしてしまうのです。
『家族といることが心の癒し』であればストレスも解消されます。
しかし、「不倫だ」「離婚だ」と話しているときは当然心が休まることはありません。
子供にとっては聞きたくない話まで聞こえてきてしまいますからね。
愛されている自信がなくなる
親が不倫をすると、「どうして僕がいるのに?」「私を置いて不倫をしていたの?」と思うでしょう。
大好きだったパパが、他の女性といたことを想像するとショックな気持ち悲しい気持ちなど、たくさんの感情が溢れます。
自分を置いてまで他の女性と会っていたことを知れば、「私は愛されていないんだ」と思うようになるのです。
「パパと一緒に遊びたかったのに」
「話を聞いて欲しかったのに帰ってきてくれなかった」
いくら母親であるあなたが愛してあげても、子供は父親からの愛情も求めるものです。
パパが不倫をしている事実を知れば、「愛されている自信」が消えてしまいます。
不倫が近所にバレると学校に行きにくくなる
夫の不倫が近所にバレている場合には、子供の学校生活にも影響が出てくるので注意が必要です。
近所の噂話しは、ありもしないことまで付け加えられ広まっていきます。
奥様方は「可哀想ね」「酷い夫ね」とあなたの味方をしてくれているかもしれませんが、子供の場合には、その『噂』がいじめにつながるキッカケになるのです。
- 「お前のお父さん不倫してるんだよな。汚い!」
- 「お前もお父さんと一緒で浮気するんじゃないか?」
- 「可哀想な子供だね」
など、容赦なく子供の心に突き刺さるような言葉をぶつけてくるのです。
『パパが不倫をした事実』『離婚するかもしれないという恐怖』を抱えながらのいじめは本当に辛いものだと思います。
不倫をした親の子である自分を嫌いになる
どうしても不倫をしたパパを嫌いになるでしょう。
パパが不倫をしたせいでママが苦しんでいたり、いじめを受けるようになれば『憎い』という気持ちが出てきます。
そして、そんな親の子供である自分自身のことも嫌になってしまうのです。
同じ血が流れていること、同じ環境で過ごしてきたことなど全てを受けとめたくなくなります。
自分のことを嫌いになってしまうと自傷行為に走ることも。
悲観的になったり、自信がなくなるので子供の性格や生活にも影響を及ぼしてしまうのです。
「不倫をするのが当たり前」という考えが出てくる
親を見て子供は育つ…と言いますが、それは良いことだけではありません。悪いことも見ながら育ちます。
なので、自分のパパが「複数の女性と関係を持っている」のを知れば「それが普通」という感覚になります。
不倫の何が悪いのか、何がいけないのかが分からないのです。
「パパもしていたのだから良いでしょ?」と。
すべての子供が同じように育つ訳ではありません。
逆に「僕は絶対にそうならない」と反面教師にして、不倫や浮気を嫌がるように育つ場合もあります。
しかし、不倫や浮気を嫌うあまり、恋人に対して束縛をしすぎてしまったり、ストーカーをしてしまう可能性もあります。
親の不倫は、子供の恋愛観にまで影響してくることを忘れてはいけません。
子供を一番に考えよう!不倫が与える影響を抑えるための対処法とは?
不倫が発覚しても、我慢して結婚生活を続けていれば良いか…と言ったら「そうです」とはハッキリ言えません。
子供は自分の家庭環境を見ながら「嘘だらけだな」と感じるようになります。
そんな嘘だらけな環境で子供を育てて良いわけがありませんよね?
子供に対しての不倫の影響を0にすることはできませんが、100だったものを60や40に減らすことはできます。
すべてはあなた次第で『不倫の影響を抑える』ことができるのです。
「あなたのことを愛している」と子供に毎日伝える
とにかく子供に「愛している」と毎日伝えましょう。
いくら夫が不倫をしたとしても、子供への愛情は変わらないですよね?
少しでも幸せにしてあげたい…と思うからこそ、この記事を読んでいると思います。
その気持ちをしっかりと子供に伝えてください。
自分を愛して、理解してくれる人が一人でもいれば、子供の気持ちは安定します。
もちろん寂しさを感じる時もありますが、母親であるあなたが受け止めてあげれば良いのです。
「自分は愛されている」と思える環境であれば、素敵な人間に育っていくと私は思います。
文句や不満を子供の前で言わない
夫への不満や文句は数えきれないほどあると思います。
不倫されたのですから、「ふざけんなよ!」と思いますよね。(笑)
しかし、それを子供の前では言ってはいけません。
大好きなママであるあなたが、大好きなパパの悪口を言っているのは子供としては耳をふさぎたくなるものです。
不倫をしたとしても、パパであることは変わりません。今まで過ごしてきた全てのことが素敵な思い出だと感じる子供もいます。
「あんたのパパは他の女を選んだんだよ!」
「パパみたく不倫する男は最低。いなくなって欲しい」
なんて怖い言葉を子供の前で使っていませんよね?
その思いは、友達や相談所で話すだけにして欲しいのです。
いじめが酷い場合には転校も考える
もしも不倫が原因でいじめを受けているのであれば、転校を考えても良いと思います。
離婚をするのであれば、夫の職場や意見を気にすることはありませんからね。
近所で噂が広まってしまえば、あなた自身も住みにくくなるのではないでしょうか。
不倫が原因で住みづらくなってしまった場所に住んでいるのは辛いものがあります。『不倫をした家庭』というレッテルが貼られてしまいますから。
とにかく、子供のことを考えて学校生活は無理をさせないようにしましょう。
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「あなたは失敗してはいけないよ」と正しいことを教える
不倫をするのが当たり前、浮気をするのは当たり前…と思っていると子供自身も幸せになれなくなってしまいます。
正しい恋愛や付き合い方を常に教えていかなければいけないのです。
説教するような言い方ではなく、優しく促す様にしていきましょう。長い期間かけて教えていけば、その思いがきっと伝わるでしょう。
- 「一人の人を愛せることは本当に素敵なこと」
- 「家族ができたらその大切さを忘れてはいけない」
- 「大切な人を悲しませないようにね」
自分自身が不倫の辛さを経験したからこそ、伝えられることがあると思います。
ぜひ、その辛かった経験をいかして子供を成長させてあげてください。
両親が不倫や離婚をして普通でいられる子供は絶対にいません。
感情を表に出していなくても心の中ではとても傷ついています。
それほど『不倫』とは子供に影響を及ぼすものなのです。
無理をして結婚生活を続けなくてもOK。子供を一番愛せる環境を考えていきましょう。
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