こんにちは!アヤコです。
親しい人に「実は不倫をしてるの…」と打ち明けた時、「不倫なんてバカみたい、そんな無駄なことやめた方がいいよ!」と言われたことがある人もいるでしょう。
まあ、悔しいけれどバカなのは認めましょう。決して賢い選択ではないのですから。
しかし、「無駄」というのはどうでしょう。
不倫とは本当に無駄なことなのでしょうか?
不倫によって得られるものもあるから人は不倫をするのでは?
今回は「無駄だった、が不倫の最大の魅力である」ということについて、不倫経験者の私が考えてみました!
目次
不倫が無駄と言われる理由
まず、何故不倫は無駄だと言われるのかを考えてみましょう。
不倫が悪いことと言われるのは不倫をしている方もわかっています。
配偶者に対する裏切り行為ですし、周りの人を傷つける行為なのですから。
では、何故無駄だと言われるのでしょうか?その理由について考えてみましょう。
不倫は時間の無駄
もし独身女性が既婚男性と不倫をしているのなら、それは時間の無駄と言われることも多いでしょう。
結婚もしてくれない男性との恋愛に時間を費やし、他の男性との出会いを逃すこともあるかもしれません。
不倫相手に夢中になって他の男性には目もくれず、知人が男性を紹介してくれると言っても断ってはいませんか?
もしかして不倫相手が結婚してくれるかもしれないと思って待っているならさらに無駄です。
女性が一番綺麗な時期を不倫相手のために費やして良かったのでしょうか?
既婚女性と既婚男性との不倫なら、大切な家族との時間を不倫相手に会うための時間にあててしまっていたということになります。
二度と戻らないその時間が、有用なものだったのか無駄なものだったのかは後に何が残ったかで判断できます。
後に何も残らない不倫のための時間はどうでしょう?無駄なこと極まりないですね。
不倫はお金の無駄
不倫相手とデートに行くために新しい服や靴、バッグを買ったり、いつも綺麗でいなくちゃとエステやジムに通ったりする女性は多いですね。
その他にも、美容院や化粧品など、女性が綺麗でいるのはお金がかかります。
大好きな彼のために誕生日プレゼントを買う人もいるでしょう。
「後に残るものはあげられないから」と豪華な食事でお祝いすることもあったでしょう。
そんなにもお金をかけて不倫をして、後に何も残らないなんて無駄としか言えませんね。
まさに無駄金。残ったのは空っぽの預金口座と若さを失った自分だけなんて悲しすぎますね。
無駄な不倫が終わるのはいつ?
こんなにも無駄の多い不倫。
「そんなん早く終わらせりゃええねん」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、無駄だとわかっていてもやめられないのも不倫です。
無駄だと気づいてもやめられない
不倫を続けているうちに「あれ、不倫って無駄なんじゃないの?」とふと気づく瞬間は誰にでもあるはず。
どんな恋愛でも恋は恋「無駄な事なんてひとつもない!」なんてきれいごとは言いません。
無駄だとわかっていればいるほど意地になってやめられなくなるのが不倫です。
こんなに無駄なことをしてるんだから、その分楽しまないと本当に無駄になってしまう。
「だからもっと楽しませて頂戴よ」という思いで会い続けるのです。
恋愛というより執着です。
また、不倫をしている最中の人間に「不倫なんて無駄だからやめなよ」ということほど無駄なこともないです。
本人が一番わかりきっていることですから。
不倫が終わるのは「嫌になった時」
無駄だということが不倫をやめる理由にはならない。
ならば不倫が終わる理由とは一体何なのでしょうか?
それは一言でいうと、「嫌になった時」です。
愛情がなくなり、相手に対する執着心がなくなった時が終わり時。
「どうして私はあんなに意地になってたのかなー」なんて夢から覚めたように思うこともあるでしょう。
愛情と無駄を天秤にかけて、愛の重さがなくなった時初めて無駄の重みを感じることができるものです。
そこでやっと、わかっていながら無視をしていた無駄の多さに気づく人もいるかもしれませんね。
無駄だった不倫で得られたもの
不倫には無駄が多いということがわかったところで、「それでも不倫がこの世から無くならないのはなぜ?」という疑問について考えてみます。
不倫によって自分が変れたり、得られたりすることがあるからではないか?と私は思うのです。
綺麗になった
不倫相手に愛されるためにエステだのダイエットだのと色々と自分に手をかけた結果、不倫を経験した後の方が、不倫をする前よりずっと綺麗になっていたと気づくこともあります。
時間とお金をたっぷりかけて磨き上げた女です。
不倫相手と別れたとしても、今度はまた必ず別の誰かに愛されることでしょう。
どんなに多くの無駄から成り立っていたとしても、恋は女を綺麗にすることは間違いありません。
たとえそれが間違った恋だったとしても。
家族の大切さに気付いた
お互いに家庭があった不倫相手と別れ、平凡な主婦に戻ってしまったとため息をつく瞬間、ふと自分が現在置かれている状況の幸福さに気づく人もいるのではないでしょうか。
家庭外での恋愛は刺激的ではあったけれど、振り返ってみれば不倫相手は本当に自分を必要としてくれてはいなかった。
しかし、家庭には無条件に自分を必要としてくれる家族がいます。
一度違う方向を見ることでわかる家族の大切さ。
刺激のない日常にゆったりと流れる穏やかな時間。
家庭や家族によって守られている自分。それに気づかせてくれるのも不倫です。
自分が本気で誰かを好きになれることがわかった
不倫相手を好きになり、愛し合い、情熱を燃やした日々を振り返ってみましょう。
不倫というのは普通の恋よりややこしいものです。
それまで自分がこんなにも手間暇をかけ、数限りない面倒くささを乗り越えて人を好きになったことがありますか?
不倫をするまであまり恋愛に積極的でなかったり、恋する気持ちを忘れていた人は、ややこしくて体力のいる不倫の恋を経験した訳です。
きっと、もう一度誰かを激しく愛することができるという自信を持つことができます。
一度できたことは、もう一度できます。
次の恋は不倫でなくても良いのです、家庭がある人は家族をもう一度愛することもできるでしょう。
自分の中に眠っていた情熱が、不倫によって目覚めさせられたのです。
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最大の不倫の魅力とは?
無駄な事の多い不倫ではありますが、その多くの無駄を踏み台にしてなお魅力的なのも不倫です。
不倫のイメージと言えば「手間やお金がかかって面倒くさいわりに後に何も残らない」というマイナスイメージばかりです。
逆に考えてみると何も残らないことに手間やお金をかけても続けたいと思うほど楽しいからこの世から無くならない訳です。
不倫で経験するような刺激的な恋愛が、普通の恋のように日常になると疲れてしまったり、飽きてしまったりするでしょう。
しかし、不倫はその刺激的な部分だけをつまみ食いして楽しめるのです。
そこだけが不倫において無駄のないところですね。そして、それが一番魅力的なところでもあります。
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